意欲作(いよくさく)とは、小説・映画などの芸術作品のうち、作者がこれまでにない趣向を凝らして、新たな境地を開こうと力を注いだ作品のことをいう。
傑作であれば、単に「傑作」と呼べばいいだけである。評論家などがわざわざ「意欲作」という言葉を用いた場合「アイデアや努力は評価するが、傑作とは言いがたい」というニュアンスが籠められていることが多い。
「実力派俳優」という表現が、暗に「美男美女ではない」ことを含意しているのと似たようなもんである。