徳力真太郎
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徳力真太郎(とくりき しんたろう、1912年-?) は、ロシア語の翻訳家。
兵庫県姫路市に生まれる。東京神田ニコライ学院においてロシア語を学ぶ。逓信省灯台局技手として、我が国で開始間もない無線航行業務(無線羅針、標識業務)に従事、北海道、千島、樺太の各灯台に勤務した。1945~48年樺太抑留、この間、ソ連太平洋艦隊水路部要員、ソ連漁業コンビナートの通訳として働いた。帰国後、海上保安庁勤務。
翻訳[編集]
- 『捕われた鷲 バルチック艦隊壊滅記』ウラジミール・コスチェンコ 原書房, 1977.7 <GB441-41>
- 『日本俘虜実記』W.M.ゴロウニン 講談社学術文庫, 1984.
- 『ロシア士官の見た徳川日本 続・日本俘虜実記』W.M.ゴロウニン 著, 講談社学術文庫, 1985.3
- 『お雇い外人の見た近代日本』リチャード・H.ブラントン 著 講談社学術文庫, 1986.8
- 『南千島探検始末記』ワシリー・ゴロウニン 同時代社, 1994.1
- 『もうひとつのツシマ :ロシア造船技術将校の証言』ウラジミール・コスチェンコ 原書房, 2010.12