形態素

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

形態素とは、おもに(自立語に附属する)附属語とされる文の構成要素である。 可能または尊敬を表すれる/られる、受動のられる、使役のせる・させるなどのほか、各種ある。

概要[編集]

「表出」のがるや「様態」のそうなどが分かりやすい。「ちょっと可愛がってやれ」というのは、べつに相手を「可愛い」と思っているわけではなくて、態度で示すことをいう。「悲しそうだ」も当人は「悲しい」と思っているとは限らず、「悲しいフリをしている」だけのことかもしれない。「演技力」というのはそういうものである。 これ以外にも、「欲求」のたいなど各種ある。 「がる」「そう」は形容詞の語幹に接続して(「寒がる」「寒そう」)動詞化し、「たい」は動詞の語幹に接続して形容詞化する。

[編集]

  • 禁止命令の「な」 - 動詞の連体形現在形に接続し、文終止形になる。
  • 推定と念押し(あるいは納得)の問いかけに用いられる「な」 - 形容詞と動詞の連体形(現在形と過去または完了形のどちらにも接続する)に接続し、文終止形になる。ex.「美味いな」「美味かったな」「おぬし、できるな?」「やったな」。「なあ。」「なぁ?」とも使われ、形態素「ね」「ねぇ。」「ね?」とほぼ同義である。

参考文献[編集]

脚注[編集]