引込線 (イベント)
引込線(ひきこみせん)は、アーティスト達が行う自主企画のイベントのひとつ。2008年、所沢駅前の元鉄道車両整備工場での展示から開始。
美術家、中山正樹によれば、「成り行きで始めたんだよ。最初からビエンナーレをやろうと計画したわけじゃない。」というエピソードがある。[1]
所沢ビエンナーレ・プレ美術展 引込線[編集]
展覧会概要[編集]
会期:2008年8月27日–9月12日(17日間・会期中無休)
開場時間:午前10時–午後6時
入場料:無料
会場:西武鉄道旧所沢車両工場
所在地:〒359-1124 埼玉県所沢市東住吉10-1
来場者数:約4,700人
参加アーティスト[編集]
伊藤誠、遠藤利克、大友洋司、岡安真成、木村幸恵、窪田美樹、高見澤文雄、建畠朔弥、多和圭三、手塚愛子、戸谷成雄、中山正樹、増山士郎、水谷一、山下香里、山本糾[2]
実行委員会[編集]
実行委員会長:中山正樹
副実行委員長:遠藤利克、戸谷成雄
実行委員:伊藤誠、高見澤文雄、建畠朔弥、多和圭三
第1回 所沢ビエンナーレ美術展 引込線[編集]
展覧会概要[編集]
会期:2009年8月28日–9月23日(会期中無休)
開場時間:10:00–18:00
入場料:無料
会場:西武鉄道旧所沢車両工場
所在地:埼玉県所沢市東住吉10-1
参加美術作家[編集]
飯田竜太、石川卓磨、石原友明、伊藤誠、遠藤利克、沖啓介、大友洋司、利部志穂、北澤一伯、木村幸恵、窪田美樹、小山穂太郎、佐藤万絵子、下道基行、志水児王、白井美穂、瀧健太郎、竹内孝和、高見澤文雄、建畠朔弥、手塚愛子、冨井大裕、戸谷成雄、豊嶋康子、中山正樹、長谷川繁、橋爪彩、増山士郎、溝口達也、水谷一、村岡三郎、森淳一、山路紘子、山下香里、山本糾、横内賢太郎[3]
所沢ビエンナーレ実行委員会[編集]
実行委員長:中山正樹
副実行委員長:遠藤利克、戸谷成雄
所沢ビエンナーレ引込線 2011[編集]
展覧会概要[編集]
会期:2011年8月27日–9月18日(休場日:8月31日 ・ 9月7日 ・ 9月12日)
開場時間:10:00–17:00
入場料:無料
第一会場 : 所沢市生涯学習推進センター(埼玉県所沢市並木6-4-1)
第二会場 : 旧所沢市立第2学校給食センター(埼玉県所沢市中富1862-1)
参加美術作家[編集]
伊藤誠、海老塚耕一、遠藤利克、岡﨑乾二郎、荻野僚介、利部志穂、清岡正彦、佐藤万絵子、篠崎英介、鈴木繭子、高見澤文雄、田中七星、タムラサトル、鶴崎いづみ、戸谷成雄、冨井大裕、中崎透、中山正樹、西浜琢磨、橋本聡、フジモトアヤ、前野智彦、水谷一、ミルク倉庫、箕輪亜希子、山下香里、山路紘子、横山裕一、吉雄介、渡辺望[4]
所沢ビエンナーレ実行委員会[編集]
実行委員長:中山正樹
副実行委員長:伊藤誠、遠藤利克、戸谷成雄
実行委員:海老塚耕一、岡崎乾二郎、高見澤文雄、冨井大裕、水谷一
*実行委員は運営委員も兼務
引込線 2013[編集]
展覧会概要[編集]
会期:2013年8月31日–9月23日(会期中無休)
開場時間:10:00–17:00
入場料:無料
会場:旧所沢市立第2学校給食センター
所在地:埼玉県所沢市中富1862-1
参加美術作家[編集]
伊藤誠、遠藤利克、荻野僚介、利部志穂、倉重光則、末永史尚、鷹野隆大、戸谷成雄、冨井大裕、登山博文、豊嶋康子、中山正樹、前野智彦、眞島竜男、益永梢子、水谷一、箕輪亜希子[5]
引込線2013実行委員会[編集]
実行委員長:遠藤利克
運営委員:伊藤誠、沢山遼、冨井大裕、戸谷成雄、中山正樹、水谷一、森啓輔
引込線 2015[編集]
展覧会概要[編集]
第19北斗ビル(第1期会場)
展覧会期:2015年8月29日–9月23日(会期中無休)
開場時間:午前10時–午後5時
開催場所:旧所沢市立第2学校給食センター
所在地:埼玉県所沢市中富1862-1
入場料:無料
旧市立所沢幼稚園(第2期会場)[6]
参加美術作家[編集]
石井友人、伊藤誠、遠藤利克、利部志穂、喜納洋平、構想計画所、篠崎英介、白川昌生、末永史尚、五月女哲平、多田佳那子、津田道子、土屋貴哉、戸田祥子、冨井大裕、戸谷成雄、中山正樹、保坂毅、水谷一、百瀬文、吉川陽一郎[7]
参加執筆者[編集]
阿部真弓、荒川徹、粟田大輔、石川卓磨、石崎尚、井上幸治、梅津元、OJUN、勝俣涼、住友文彦、高嶋晋一、高橋永二郎、田中功起、谷新、成相肇、能勢陽子、橋本聡、平井亮一、眞島竜男、桝田倫広、峯村敏明、森啓輔
引込線2015実行委員会[編集]
実行委員長:戸谷成雄
実行委員:阿部真弓、石川卓磨、伊藤誠、遠藤利克、末永史尚、高嶋晋一、冨井大裕、中山正樹、前野智彦、水谷一、森啓輔
引込線 2017[編集]
展覧会概要[編集]
会期:2017年8月26日–9月24日(休場日:火曜・水曜)
開場時間:10:00–17:00
入場料:無料
会場:旧所沢市立第2学校給食センター
所在地:埼玉県所沢市中富1862-1[8]
参加美術作家[編集]
伊藤誠、うしお、遠藤利克、大久保あり、川村元紀、構想計画所、近藤恵介、末永史尚、高嶋晋一+中川周、寺内曜子、戸田祥子、冨井大裕、中野浩二、二藤建人、blanClass、水谷一、箕輪亜希子、村田峰紀、吉川陽一郎[9]
引込線2017実行委員会[編集]
実行委員長:伊藤誠
運営委員:粟田大輔、石川卓磨、勝俣涼、末永史尚、前野智彦、戸田祥子、冨井大裕、中島水緒、水谷一、箕輪亜希子、吉川陽一郎
〈引込線/放射線〉[編集]
展覧会概要[編集]
第19北斗ビル(第1期会場)
会期:2019年9月8日–10月14日(火・水・木・休み)
開場時間:金・土 12:00–20:00、日・月 12:00–18:00
入場料:無料
会場:第19北斗ビル
所在地:埼玉県所沢市大字久米603-8[10]
来場者数:約810人
旧市立所沢幼稚園(第2期会場)
会期:2019年10月12日–11月4日(火・水・木・休み)
開場時間:10:00–16:30
入場料:無料
会場:旧市立所沢幼稚園
所在地:埼玉県所沢市岩岡町653-2[11]
サテライト
会期:2019年9月8日–2020春頃
全27企画
〈引込線/放射線〉参加者(引込線2019実行委員)[編集]
阿部真弓、粟田大輔、うしお、うらあやか、大久保あり、大塚聡、岡本大河、荻野僚介、奥誠之、勝俣涼、川村元紀、構想計画所、小林耕二郎、小山友也、阪中隆文、関真奈美、高嶋晋一+中川周、寺内曜子、東間嶺、戸田祥子、冨井大裕、中島水緒、二藤建人、野本直輝、橋場佑太郎、橋本聡、藤井匡、眞島竜男、松井勝正、水谷一、宮川知宙、村田峰紀、森大志郎、森田浩彰[12][13]
外部リンク[編集]
関連記事[編集]
参考文献[編集]
- 『所沢ビエンナーレ・プレ美術展 「引込線」カタログ』所沢ビエンナーレ実行委員会、2008年
- 『所沢ビエンナーレ 引込線 2011』所沢ビエンナーレ、2011年(荒川徹、石崎尚、石川卓磨、井上幸治、岡崎乾二郎、沢山遼、高嶋晋一、谷新、中井悠、中林和雄、中村英樹、成相肇、西村智弘、早見堯、平井亮一、前嵩西一馬、松浦寿夫、松本透、峯村敏明、森啓輔)
- 『引込線 2013』引込線実行委員会、2013年(阿部真弓、荒川徹、石川卓磨、石崎尚、井上康彦、沢山遼、高嶋晋一、中井悠、野田吉郎、桝田倫広、松浦寿夫、峯村敏明、森啓輔、米田尚輝)
- 『引込線 2015』引込線実行委員会、2015年( 阿部真弓、荒川徹、粟田大輔、石川卓磨、石崎尚、井上幸治、梅津元、O JUN、勝俣涼、住友文彦、高嶋晋一、高橋永二郎、田中功起、谷新、成相肇、能勢陽子、橋本聡、平井亮一、眞島竜男、桝田倫広、峯村敏明、森啓輔)
- 『引込線 2017』引込線実行委員会、2018年(阿部真弓 「近代の跡地 3」 荒川徹 「タ/ル/コ/フ/ス/キ/ー」 粟田大輔「顔徴」 池野絢子「Viewpoints of Points|「点展」について」 石川卓磨 「懐疑するイメージ」 上崎千・森大志郎 「「ドブ」について」 勝俣涼「操作的フレーム 国吉康雄、ミルトン・エイヴリー、アドルフ・ゴットリーブ他から読む、アメリカ絵画の一筋」 柄沢祐輔 「『空間へ』再読 エリー・デューリングの「プロトタイプ論」の視点からみた磯崎新の「プロセス・プランニング論」」 木原進 「パサジェルカ|芸術を媒介にして世界を認識する」 中尾拓哉 「手の連なり|ジョルジュ・ブラックの触覚に向かって」 中島水緒 「鏡の国のモランディ 1950年代以降の作品を「反転」の操作から読む」 林卓行 「〈技術的支持体〉としてのファッション 「川久保玲とコムデギャルソン:あいだのわざ」展(メトロポリタン美術館、ニューヨーク、2017年)から考える」 前山裕司 「「文章」�柳恵理的に」 松井勝正 「断絶と経験|いくつかの作品に関する印象批評」 峯村敏明 「三木富雄論 第五章|<水平>の浮上」 柳澤田実 「私たちの時|In our times」 所収)
- 『政治の展覧会』EOS ART BOOKS、2020年(構成:沢山遼、関貴尚、高嶋晋一、中島水緒、橋本聡、松井勝正)
引用項目[編集]
- ↑ “日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/中山正樹オーラル・ヒストリー”. www.oralarthistory.org. 2022年4月23日確認。
- ↑ “2008│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “2009│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “2011│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “2013│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “引込線 2015 – ART iT(アートイット)” (日本語). 2022年4月22日確認。
- ↑ “2015│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “「引込線2017」展 (旧所沢市立第ニ学校給食センター)” (日本語). Tokyo Art Beat. 2022年4月22日確認。
- ↑ “2017│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “「引込線」が「引込線/放射線」に名称を変えて開催。展覧会、書籍、ウェブサイトなど多岐にわたるプロジェクトをチェック” (日本語). 美術手帖. 2022年4月21日確認。
- ↑ “引込線/放射線” (日本語). 武蔵野美術大学. 2022年4月22日確認。
- ↑ “2019–2020│引込線│Hikikomisen Platform” (日本語). 引込線│Hikikomisen Platform. 2022年4月21日確認。
- ↑ “引込線/放射線 | 平成31(2019)年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム | 芸術文化支援事業]” (日本語). アーツカウンシル東京. 2022年4月21日確認。