幸福恐怖症
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『幸福恐怖症』(こうふくきょうふしょう)とは、幸福を感じると次に不幸が訪れるのが怖いと感じる、恐怖症の一種である。幸せ恐怖症と呼ばれる事もある。
主な症状[編集]
普通の人間なら喜ぶような事全般に対して恐怖を感じ、その場から立ち去ったり、話を断ったり、不安を抱えたままになったりする。
普通の人間なら不幸と感じるような状況に置かれる事で不安が無くなり、安心する。
原因[編集]
- 過去に喜びを台無しにされた経験があるとそうなるらしく、喜びを知覚するとそれを回避する対象と判断して回避行動を取ってしまう模様。
- 母に嫉妬されて育った環境が原因となる場合もある模様。
- 幸せが来てもそれを失うかもしれないという危険予知が先に働き、幸せを失った時の悲しみを先に想像してしまい、受け入れられない。
- 自分に自信が無いとか、自分は幸せになる価値が無いと思っているパターンもある。何かの劣等感を抱えている場合など。
対処方法[編集]
- 自分自身に対して幸せになる事を許可できない理由があるらしく、それに向き合って解消あるいは容認する必要がある模様。
- 自分自身に対して幸せになる事を許可する事ができたら、自分自身が幸せになった時のイメージを持つ事が必要らしい。
- 内向的な人は「自分を許容すること」で幸福感を上げられるのかもしれない[1]。
脚注[編集]
- ↑ “これまでの「幸福」の研究は外向的な人に向けたもので内向的な人向けではない、内向的な人が幸せを得るには何が必要なのか?”. Gigazine (2018年10月27日). 2019年9月16日確認。