幕末勤王家海賀宮門外二士の墓(ばくまつきんのうかかいがきゅうもんほかにしのはか)とは、宮崎県日向市細島に存在する県指定の史跡である。
細島港の外港の海辺にある3基の墓のことで、幕末の文久2年(1862年)に寺田屋事件に関与した海賀宮門、千葉郁太郎、中村主計らは海路から薩摩国に向けて護送されていたが、その途上で反論が急変して同年5月4日、船が細島に到着した際、処刑命令が出されて3名は殺された。後に、地元の有志により3人の忠節を賞して、処刑場所に墓碑を建立したという。