巽幸太郎
巽幸太郎(たつみ こうたろう)は、『ゾンビランドサガ』に登場する人物。
プロフィール[編集]
概要[編集]
「フランシュシュ」のメンバーであるゾンビィたちを蘇らせてプロデューサーをしている謎の男。
風前の灯火となった佐賀を救うために伝説を持ちながら亡くなった者たちを集めてゾンビィとして蘇らせ、アイドルをやらせる「ゾンビランドサガプロジェクト」をたちあげた。
常にサングラスをかけており、入浴中でも外さないために素顔は不明。しかし、顎クイだけで男女を問わずに相手が赤面することからイケメンではないかと思われる。
地下ミーティング[編集]
「フランシュシュ」たちと謎の洋館で暮らし、プロデューサーとして営業活動などを行っている。地下ミーティングではゾンビィたちを集めて、そうして得た「フランシュシュ」の今後の活動についてなどを伝えたりしている。しかしながら地下ミーティングでは、ハイテンションで勢いじみて話すためにゾンビィたちからはウザがられることも多い。コントじみたやり取りとして次のようなやり取りが行われた。こうしたやり取りは声優である宮野真守と比べられることも多い。
- さくらが褒められて喜んでいるところを調子にのっていると鼻をおさえる。
- 愛を相手に耳元で佐賀ジェンヌとささやいて、舌打ちをされる。適当に受け流そうとした愛をフランスパンで叩くも逆にフランスパンで反撃される。
プロデューサー能力[編集]
おちゃらけた言動をすることが多いが、プロデューサーとしての能力は一流なようで、アイドルとしての仕事を次々ともってくる。特殊メイクとして、ゾンビィの青ざめた顔を普通の人間のようにメイクすることもできる。また、作曲なども巽が行っているようでピアノを弾く場面が作中にもある。
デザインセンスだけはあまりないようで、「フランシュシュ」のTシャツを作った時にはメンバーからも不評であった。
基本的には仲間同士で問題を解決することを重視しているようだが、イベント前日まで純子が引きこもってしまった時には純子のことを否定せずに「フランシュシュ」の仲間とともに自分を貫いてもいいと説得するなど、ギリギリの場面では自分から動くこともある。
過去[編集]
以下にはネタバレが含まれています。
最終回にてさくらから「乾くん(いぬいくん)」と呼ばれていた回想がでてくる。これによって、巽はかつては乾という名前であり、さくらの同級生であったことが判明。回想自体はさくらの落したCDを拾った巽がお礼を言われるだけの短い場面であったが、生前のさくらのことを知っていたことがわかる。作中においてゆうぎりからゆうぎりは「幸太郎はさくらには特別やさしい」と言われており、生前の出会いもあってさくらに対しては何かしらの特別なものを感じていると推測される。
なお、さくらが生前の記憶を取り戻した後も巽が乾と気づいてなさそうなのは、名前を変えてサングラスをかけている上に10年の歳月がたっているからだと思われる。また、性格も10年前のものとは違う可能性もある。
脚注[編集]
- ↑ なお、性格・容姿共に中の人とそっくりなため、一部のファンからは「ただの宮野」と言われてるとか何とか。