巫山神女(ふざんしんじょ)は、巫山に封印されたとされている神。瑤姫(ようき)、巫山の神女といった表記がされる場合もある。
大変美しい容姿をしていたが、活発な性格で好奇心旺盛だったこともあり、いろいろな所へと出かけることが好きであった。
故事によると、楚の懐王が昼寝をしていたとき、夢の中で密会して、 別れ際に朝に雲となり夕に雨となってまた来るという類のことを言ったとされる。このことから、中国では 「楚夢雨雲」(そむううん、巫山の雲雨)は、男女が秘密で性行為を行っている様を指すようになっている。
最終的に巫山の神女は、巫山に封印されてしまっている。