学際

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学際(がくさい、interdisciplinary)は、複数の異なる学術領域の範囲に関わる学問修得や研究に携わること。

概要[編集]

大学教育[編集]

2010年代以降、従来の学部の枠に囚われずに、学生が自立的に履修計画を立てる学際的なコースの設定が増えている。

研究面[編集]

複数の学術分野にわたって研究者が共同で研究していく学際的研究(Interdisciplinary Research)によって、従来の考え方では生まれなかった成果を生み出す考え方がある。学際的研究は、研究者がそれぞれの専門分野で意見を出し合って問題の解決を目指す「異分野連携」と研究者がそれぞれの専門分野を超えて意見を出し合うことで問題の解決を目指す「異分野融合」に分けられる[1]

評価[編集]

  • 京都大学の宮野公樹准教授は「本来は学問において他と連携や融合をしていない分野はなく、厳密に定義づけられるものではない。学際は学問本来の姿[2]」としている。

関連項目[編集]

脚注[編集]