大野線

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大野線(おおのせん)は、かつて日本国有鉄道、及び、ジェイアール東海バスによって運行されていた旅客自動車路線である。

概要[編集]

越美南線越美北線とを連絡するバス路線であった。
岐阜県美濃白鳥駅福井県九頭竜湖駅国鉄分民化前は大野三番バス停[注 1])とを結んでいた。
国鉄分割民営化に当たっては、他のバス路線との接続や福井県嶺北で他に金津芦原線しか国鉄バス路線が無かったことから、九頭竜湖駅以西が、冬季運休のJR東海のバス路線となったが、2002年に担当の美濃白鳥営業所の廃止で廃線となった。

運行[編集]

1968年10月1日ダイヤ改正では、京福大野駅美濃白鳥駅との間に3往復の便があったほか、区間便として京福大野駅と越前朝日駅[注 2]との間に4往復、京福大野駅鳩ヶ湯駅の間に1往復[注 3]があった。これらは勝原駅最寄りの勝原口バス停を経由し、1987年の九頭竜湖駅以西の国鉄バス撤退まで越美北線と並行していた。

現状[編集]

現状では、福井県側で大野市営バス前坂線、岐阜県側で白鳥交通バス石徹白線を利用するのが最も越美国境の中断区間が短いが、それでも、家族旅行村バス停(前坂線)から下在所バス停(石徹白線)まで徒歩で2時間半近くを要する。

[編集]

  1. 京福電鉄越前本線廃線前は、京福大野駅バス停。
  2. 後の九頭竜湖駅前駅
  3. 後に大野市営バス

参考文献[編集]