大三元
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大三元(だいさんげん)とは、麻雀の役である。点数は役満。下位役に小三元がある。
牌姿[編集]
🀋🀌🀜🀜🀆🀆🀆🀅🀅🀅🀄︎🀄︎🀄︎(🀊🀍待ち)
白、發、中の三元牌をいずれも刻子または槓子で揃えた時に成立する役である。3ついずれかが雀頭になりその他が刻子または槓子になった場合は小三元という2翻役になる。役満にしては珍しく9枚役たる部分役であるため、小四喜と共に役満を確定させた両面待ちで聴牌出来る数少ない役である。
狙い方[編集]
基本的には、最低でも配牌時に三元牌が全て揃っているかつ、いずれかが対子であれば狙える。3つの内2つを鳴くともう一つは出てこなくなるので、最低でも一つは暗刻にしているのが望ましい。 役の性質上、字牌たる三元牌を抱えて進行するため混一色や役牌、対々和や混老頭に方針転換し易い。ツモが伸びた場合大三元字一色のダブル役満も狙え、面前で揃えれば四暗刻とも複合するが、その難易度は極めて高い。意外にも、一般的に小四喜字一色の方が大三元字一色よりもやや容易とされている[1]。
他の役との複合可能性[編集]
役名 | 複合 |
---|---|
四暗刻 | 有 |
国士無双 | 無 |
大三元 | - |
大四喜 | 無 |
小四喜 | 無 |
字一色 | 有 |
清老頭 | 無 |
地和 | 有 |
緑一色 | 無 |
天和 | 有 |
四槓子 | 有 |
牌姿上は、役牌と必ず複合になり、立直・面前ツモ・一発・河底撈魚・海底模月・嶺上開花・槍槓・対々和・チャンタ・三暗刻・ダブル立直・混老頭・三槓子・混一色と複合する可能性もあるが、これら六飜以下の役は考慮しない(仮に考慮したとしても点数は変わらない)。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ↑ ランダムに14枚の牌を選んだ時、小四喜字一色になる確率と大三元字一色になる確率は同じ