図説 尻叩きの文化史
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『図説 尻叩きの文化史』は、フランスの著述家ジャン・フェクサスの著書。日本では原書房から邦訳されている(ISBN 978-4562047680)。
日本で「尻叩き」というと、子供に対しての「お尻ペンペン」ぐらいしかイメージがなく、それでさえ近年は行われなくなっているが、本書を読めばヨーロッパには「尻叩き」の長い歴史があり、さまざまな文脈で行われてきたことが分かる。家庭・学校・修道院でのしつけとして行われる場合もあれば、性的快楽として行われる場合もある。
タイトルに「図説」と書いてあるだけあって、さまざまな絵画・写真が多く収められており、中にはジャン・フェクサス氏が個人的に所蔵している、貴重な古い絵画・写真も含まれている。