原田康子(はらだ やすこ、1928年1月12日-2009年10月20日)は、作家。
北海道出身。旧姓は原田、結婚後は佐々木康子が本名。釧路市立高等女学校卒業後、1949年から東北海道新聞に勤務。『北方文藝』『北海文学』に小説を書く。1951年結婚。1954年「サビタの記憶」が新潮社文学賞の最終候補に残り注目を集める。55年「挽歌」を『北海文学』に連載するが、単行本化されるとベストセラーとなった。同作で女流文学者賞を受賞。1999年『蝋涙』で女流文学賞を受賞、2002年『海霧』で吉川英治文学賞を受賞。