原チャリ
ナビゲーションに移動
検索に移動
原チャリとは、原動機付自転車の別名。「排気量50cc以下のエンジン、または定格出力0.60kw以下のモーターを備える車輛」と定義されているが、ヤクルト一本分未満のシリンダー容量しかないがその出力は人間の出力をはるかに凌いでおり、人力飛行機よりもよっぽど高出力な移動体である。
概要[編集]
フランスで開発されたモペットが原形である。のちに本田宗一郎が国産化してヒットし、「ホンダ・スーパーカブ」として世界的に普及した。同じく「モンキー」などもあるが、いかんせん出力が小さいので大排気量化されてオートバイ化してしまう例も結構ある。
魔改造した原チャリで、アウトバーンで時速百四十キロをたたき出した人もいる。「イタリアは治安がよろしくないので、レストランにそのまま持って入れるように」というので車高は低く、ハンドルは折畳み式というスグレモノであったという。ナポリあたりの路地裏ではけっこう重宝したらしいが、電池の大容量化と小型軽量化が進んだ現在では、EV化したらウケそうな気がする。昨今の日本では男性用の日傘も珍しくないので、傘に発電素子を貼りつけて充電した電力を利用すれば、けっこうイケるんじゃないかと思う。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- 電チャリ - 電動アシスト自転車の通称。