加藤さやか

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かとう さやか
加藤 さやか
加藤 さやか
プロフィール
愛称さやきー[1]
生年月日1988年9月28日
現年齢35歳
出身地群馬県高崎市
血液型O
公称サイズ(時期不明)
備考視覚障害
活動
デビュー2011
所属グループあかぎ団
事務所株式会社オリエンタルジャパン
アイドル: テンプレート - カテゴリ

加藤 さやか(かとう さやか、1988年9月28日 - )は、日本の女性アイドル。群馬県のローカルアイドルグループ「あかぎ団」メンバーである。

経歴[編集]

1988年[2]9月28日[1]、群馬県高崎市に生まれる。

モーニング娘。にあこがれて育つ。2011年、あかぎ団の結成を知るとオーディションを受け、メンバー入り[3]。結成当初から福祉活動に力を入れ、老人ホームや障害者施設なども訪問した[4]。2016年、あかぎ団の「エコ隊長」に就任[2]

2019年、目がかすむようになり、検査したところ直径8センチの脳腫瘍が見つかった。視神経が圧迫され手術前の2週間で急激に視力が失われた。この時を振り返り、張春穎の取材に対し「寝るのが怖い。死にたくない」と答えている。ファンの応援が力になり、すぐに歌手活動に復帰する[3]

2021年5月現在、視界は限られ、見える色は黒、茶色、薄い茶色の3色である。2021年5月9日、群馬会館(前橋市大手町)で開催された「MEDぐんま2021」にプレゼンターの一人として出演。

結成時から力を入れている福祉活動では、老人ホームや障害者施設などにも訪問しています。障害を持つ方と接していて、その頃の私はどこか他人事の様に感じていたと思います。ある日、私は目が見えなくなり、視覚障害者となりました。普通の生活でさえ困難なことばかり。それでも、ステージに戻りたい!待ってくれているファンのもとへ、大好きな仲間のもとへ… 私は、あかぎ団としてたくさんの方に感謝の気持ちを伝えたい!恩返しをしたい!そう強く決意しました。 — 加藤さやか、[4] 

と発言した。

2021年11月、ホンマチ2121カフェ(前橋市本町)で開催されたトークライブに出演。アンカンミンカンの富所哲平[5]が司会を務め、ほかに視覚障害ある写真家の大平啓朗が出演。二人は視覚障害をテーマに「自分にできること、できないこと」を話した。「豚カツの残りの切れ数が分からない」「相手の声だけで気持ちが理解できる」など、生活の中で困ること・障害があるからこそ分かることを紹介した[6]

2022年9月現在、視力はほとんど失われ、脳腫瘍も再発したため治療を継続している。『me bu ku』紙によると、「あかぎ団の森」[7]で年3回行われるエコ活動では、目の見えない自分が森の奥に入るのは危険なので大きな声で応援するのが役目である[2]

出典[編集]

  1. a b オリエンタルジャパン 2022.
  2. a b c mebuku.city 2022, p. 10.
  3. a b 張 2021.
  4. a b 加藤 2022.
  5. 「群馬住みます芸人」として知られる
  6. 読売新聞オンライン 2021.
  7. 国立赤城青少年交流の家(前橋市富士見町赤城山)の北側・0.5ヘクタール

参考文献[編集]