利用者:稲垣啓二/1990年代の甲子園名選手/矢野勝嗣

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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矢野勝嗣(やの まさつぐ、松山商業)は第78回全国高等学校野球選手権大会決勝において、奇跡のバックホームを演じたことで知られる。熊本工業の延長10回1死満塁という絶体絶命のピンチでライトのポジションに着くと、「変わったところに打球が飛ぶ」との言葉通り、矢野の後方を襲う大飛球となった。NHKアナウンサーの高山典久が「文句なし!」というほどだったが、浜風に戻されてライトの定位置やや後方で捕ると、ダイレクトで本塁返球。捕手の石丸裕次郎は「またやったな」というほどの大暴投が浜風で伸び、本塁をアウトにした。直後の11回表に二塁打を放ち、3点を取って試合を決めた。