偽
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偽(ぎ)とは、真の対義語である。
概要[編集]
「にんべん」であるため「にせ」「いつわり」とも訓(よ)まれるが、数学における命題は確かに人間が提出したものではあるが、「人を偽るために提出したもの」ではないため「否定的に証明された」ものは「¬真」であり、「真」は「当該の論理体系において証明された」という話である。
人間生活との関わり・利用[編集]
「偽物(ニセモノ。ぎぶつ)」「偽札」といった言葉はあり、「贋作」もあるが、「贋」かどうかはまた別問題である。製作者本人は「模索」「写し」であると考えていたかもしれない。「真贋」という言葉もあるので、「贋」を用いたほうがいいのかもしれない。
その他[編集]
「永仁の壺」は加藤唐九郎による贋作であるとされたが、作成意図は「現代の評論家の審議眼を試すため」であったらしいので、「偽物」とは謂いがたく、一度は国の重要文化財とされた。 スタニスワフ・レム『完全な真空』は「存在しない作品」の書評であるが、その書評に基いて実際に作品を書くというお遊びがあった。
脚注[編集]
関連作品[編集]
関連項目[編集]
参考資料[編集]
- 「言語」(大修館書店発行の月刊誌)、特集「うその言語学」