佐倉順天堂記念館
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佐倉順天堂記念館(さくらじゅんてんどうきねんかん)は江戸時代の順天堂で用いられていた医学書や医療器具などを展示する記念館である。
概要[編集]
「順天堂」は1843年(天保14年)当時の佐倉藩主堀田正睦が招いた蘭医の佐藤泰然が開いた医院兼蘭学塾である。慶応元年(1865)の記録によれば、塾生は北海道から熊本県までの全国から100名に及ぶ。蘭医・佐藤泰然が医学塾兼診療所として創設した江戸時代末期の建物が残る。松本良順や司馬凌海、関寛斎などの門人や泰然の子、佐倉順天堂で生まれた林董などゆかりの貴重な資料を数多く展示する。治療別の料金表(複製模型)、医学塾で使用した人骨、手術道具など。県指定史跡(昭和50年3月28日)。
基本事項[編集]
- 名称:佐倉順天堂記念館
- 管理運営:佐倉市
- 所在地:〒285-8501 千葉県佐倉市本町81
- 開設:1985年(昭和60年)から一般公開
- 交通:JR佐倉駅下車 徒歩30分/ 京成佐倉駅下車 徒歩20分
- 開館:午前9時 ~ 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)年末年始(12月28日~1月4日)
- 入館料:一般 100円 学生50円