佐々木家住宅(ささきけじゅうたくしゅおく)は、東京都練馬区小竹町の近代民家建築。同潤会が昭和9年(1934年)に建設し分譲した江古田分譲住宅30棟のうちの1軒で、創建当時の姿を現在も残している。
玄関から中廊下が延びて北側に和室と便所、浴室、台所等の水まわりを配して南に縁を介した客間と居間を並べ、押入の設置や部屋の雁行配置で部屋の独立性を高めた、同潤会による木造分譲住宅の姿をよく留めている。西と南が道に接した敷地に西正面で建つ東西棟の寄棟造桟瓦葺の木造平屋建住宅。なお、東側には和室二間と洋室一間が増築されている。