低周波微動(ていしゅうはびどう)は、同程度の振幅を有する通常の微小地震より低周波数成分に卓越する地震波が、場合によっては数日もの長い時間にわたって継続する現象のことである[1]。
低周波微小地震と似た現象だが、波の始まりが不明瞭でかつ長時間継続する特徴を有する。西南日本に沈み込むフィリピン海プレート境界面における巨大地震震源域の深部に沿って分布し、数か月周期で発生する短期的ゆっくり滑りに同期する場合がある[1]。