今日、○○が要る(きょう、まるまるがいる)は、小学生のお子様と母親の間で朝に交わされる恒例の行事である。
中身は書道道具だったり絵の具箱だったり、ゼッケンだったりとすぐにどうこうできるものではないことが多く、母親を悩ませる。特に絵の具が切れていたり、書道の墨汁がなかったりすると目も当てられない。他には先生が妙に張りきってのスライムづくりのために洗濯糊だったりする。いまならコンビニがあるのでたいていの物はそろうが、昭和時代はそんなものが無かったのでどうにもできなかった。