人間関係リセット症候群

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

人間関係リセット症候群(にんげんかんけいリセットしょうこうぐん)とは、築き上げた人間関係を衝動的に切り離す行為を指す俗称である。SNSを中心に使われているものの、中には電話番号住所まで変える人もおり、一種の現代病精神疾患)ではないかという声もある[1]

概要[編集]

主にストレスの蓄積から衝動的に行ってしまうものとされている。特にその原因が人間関係であった場合に走りやすいとされる。近年はSNSの発達もあり、SNSを通じた人間関係の疲弊(SNS疲れ)の先にあるものとされている。所属しているSNSグループからの脱退や疲れた人のブロックやフォロー解除のみならず、SNSのアカウントや紐づけられたアカウントまですべて削除する行為もある。また、疲弊がSNSではなく現実世界であった場合は携帯電話などの通信手段から住所に至るまで変更してしまう場合もある。

なお、人間関係をリセットしたいと思った時点で心の余裕がなくなっているサインとする考えもあり[2]、いったん原因から離れ、関係性を見つめなおしたりすることも大事なのかもしれない。

残された人[編集]

知り合いが人間関係リセットを実行し、取り残された人から「周りのほうがよほど疲れる」という人がいる[3]。リセットする側の人間はそういう死体に鞭打つような言動を無意識に浴びせられて(見せつけられて)おり、疲弊したうえでの行動であることが多い。頻繁にリセットしているような「かまってちゃん」であればともかく、痕跡すら残さず消えた場合はそういうことである。

関連項目[編集]

脚注[編集]