人間カーリング

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人間カーリング(Human Curling)とは、日本のテレビ番組やYoutube等で行われているエクストリームスポーツに近いエンターテイメント性の高いスポーツ競技である。

概要[編集]

カーリングで使用されるストーンに人間を載せて、それをチキンレースの方式でどこまで伸ばせるか、或いは正確な位置で停止できるかを競うというものであり、ストーンに載るプレイヤーは体重移動で減速のみを行うというものである。
内容によっては複数のストーンを使って本当のカーリングのようにテイクアウト等も行うことが多いが、費用や安全性(ソーシャルディスタンスの前にぶつかった時の衝撃に耐えられるのか)の問題もあるため、基本的には単独で行われるものがほとんどである。
(オリンピックでは後者の方を動画にしていたが、正式な競技としては認めておらず、エイプリルフールのような単なるジョーク的なネタとして受け止めている模様)

日本のバラエティ番組ではよく行われており、プレイヤーは芸人が多いが中にはゆるキャラが参戦したり、Youtuberが独自に用意して同じセットで挑戦することもある。
また発送元が異なって別から生み出されることもよく見られ、九州共立大経済学部地域創造学科はオリオンピックで人間カーリングを考案し、これに似たような競技を行っている。

ステージの構成[編集]

基本的にステージの構成は以下のようなものが一般的になっている。

レール[編集]

ストーンを滑らせるレールは、ローラーコンベア式のレールとなっており、スタート地点から限界地点までおよそ7mほどの長さとなっている。(中にはローラーコンベアではなく、本物の氷を使ったり、プールと同じような素材を用いるのもある)
レールの横には計測器が備わっており、一定の地点から何mの記録を図ることになっている。

日本テレビやエスポワールトライブ等が採用しているものは「限界地点から230m」の範囲で計測をしており、それ以外は全て一律でOUT(記録なし)ということになっている。

ストーン[編集]

人間カーリングである以上、基本的にストーンは大人が入れるものが使用されるため、タライなどの少し大きめな容器が使われる。 体型によってはセメント等を作る容器でも可能となっており、飛び出した先が海等の水上だと浮くことすらある。
なおストーンの形状については特に規定はされていないため、空力や持ちやすさなどに大きく左右されるもののボブスレーと同様に細かな部門も無い。

ルール[編集]

基本的なルールとしては、ストーンに載ったプレイヤーはチームのメンバーに押されて限界地点のギリギリで止まった距離を競うものがほとんどである。
このためストーンのプレイヤーは減速するための体重移動などが重要となり、ストーンを押すプレイヤーの力加減がとても重要なものとなる。 こうした点がスポーツ的な見方もあるが、エンターテイメント性が高いのもあってエクストリームスポーツに近い。
メンバーの力加減によっては限界地点よりはるか手前に止まったり、或いはそのまま限界地点を超えてレールから外れることもある。 どちらも一律で記録なしという扱いとなり、またストーン停止前にプレイヤーが転倒等をしても記録なしという扱いとなる。

バラエティ番組等では「お約束」ということで、限界地点を超えたプレーが何らかのタイミングで絶対に入れられ、その時はどう考えても止まれるような速度でないことが多い。
こうした全力スローは「高速カーリング」「スーパーカーリング」などと呼ばれており、主に人間カーリングで最下位だった者や別企画で敗北した罰ゲームとして採用されることも多い。
(この人間カーリングそのものを罰ゲームとして扱う企画も当然存在する)

現在の記録[編集]

ローラーコンベア式での記録は残り2本(限界地点からおよそ30cm?)とされており、『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』が出しているとのこと。 果たして出川哲朗なのか宮川大輔なのか内村光良なのかは不明だが、その記録があるとのこと。
なお記録は「ある地点から230cm」の間で計測されているもので表記されているのだが、世界的に共通化するために「限界地点から残り何cm」かで表記した方が良いかもしれない。(つまり逆を言えば230cmも離れていたら失格、とでも良い)