京成3500形電車
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京成3500形電車とは、京成電鉄に所属している電車。
概要[編集]
1972年に本系列が誕生した。2022年には50年目を迎える。
1982年までに4連24本の96両が製造された。
誕生の背景[編集]
それまで主に活躍していた赤電・青電を置き換える目的で製造された。
車体[編集]
普通鋼からセミステンレス車体になり、窓枠はコストダウンを図るため、はめる形式を採用した。
なお、3583-88と3596編成の10両はオールステンレス車体で増備された。
走行機器[編集]
当初は、電機子チョッパ制御や界磁チョッパ制御が検討されたが、乗り入れ先の都営浅草線を考慮した結果、通常の弱め界磁付き抵抗制御を採用した。
更新[編集]
京成電鉄では96年から車体更新を行っていた。しかし、骨組みの腐食が予想を遥かに上回る結果となったため、2001年の14本目で打ち切り、以降は新型車両に切り替わることになった。未更新者は金町線で2017年2月まで活躍していた。
廃車[編集]
未更新車は2003年より廃車され、先述のように2017年2月に引退。
更新車も2018年の3532編成4両を皮切りに廃車が発生し、2021年10月には3520編成と3549-3550のユニットが廃車された。
リース[編集]
2013年より3540編成が芝山鉄道にリースされている。当初はそのままの塗色であったが、2022年4月に青帯を緑に貼り替えられた。
ワンマン化[編集]
2022年9月頃よりワンマン化改造がされ、11月より京成電鉄の千葉線、東成田線、金町線でワンマン運転を開始した。