二宮町ふたみ記念館
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二宮町ふたみ記念館(にのみやまちふたみきねんかん)は出身の画家・二見利節の作品その他関連する資料を展示並びに保存する記念館である。
概要[編集]
吾妻山公園の西に位置し緑に囲まれた中に建つ館の右ゾーンは常設展示室で、約125平方メートル、県内産の木材を使用した木造建築で太い柱や梁が特徴となっている。常設展示室では、二見利節の絵画、二宮町所蔵の約2,000点の中から油彩、水彩、パステル等の作品と個人蔵の作品を紹介する。左ゾーンは展示ギャラリーとして貸出している。約30平方メートル。 二宮に生まれ育った画家、二見利節は生涯4,000点余りの作品を描いており、二宮町ふたみ記念館はそのうちの2,500点を所蔵する。二見利節は殆ど絵を売らなかっただけでなく火事を起こして虎の子の作品群を焼失してしまった。殆どの人生は世俗とは没交渉だった。
2008年秋、県内の女性が1018平方メートルの土地の寄付を申し出たのがきっかけであった。町と相談する中で二見の画業を知り、「遺作を展示・保存して後世の町民に残してほしい」と記念館の構想に賛同した。木造平屋建て約207平方メートルの建物を新築して寄贈した[1]。開館は2011年10月29日である。
基本事項[編集]
- 名称:二宮町ふたみ記念館
- 所在地:〒259-0124 神奈川県中郡二宮町山西1953番地の1
- 交通:JR二宮駅 北口より徒歩20分/JR二宮駅(コミュニティバス)からバスで15分
- 開館時間:10時~16時(入場は15時30分まで)
- 休館日:月・火曜日(祝日の場合は開館し翌日休館)、年末年始
- 観覧料:一般200円(中学生以下無料)
公式ページ[編集]
注[編集]
- ↑ ふたみ記念館が29日開館、ゆかりの画家・二見利節の作品2千点保存・展示/二宮町神奈川新聞,2011年10月25日