三部形式
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三部形式(さんぶけいしき)とは、クラシック音楽の楽式形式の一つで、全体が3つの部分から成っている楽曲の形式。普通、A(提示部)-B(対照、中間部)-A'(再現部)の形をとる。「A」と「A'」は異なる記号である。提示部や再現部の前後に序奏やコーダが付く場合もある。8小節を1単位とする2つの楽節によって構成されている。第1テーマ、第2テーマの旋律が入る時もある。古典派の作曲家たちによって確立された。
A(提示部) | B(中間部) | A'(再現部) | |||
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a | a' | b | b' | a | a'('') |
三部形式の楽曲[編集]
- ドビュッシー:アラベスク第1番
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章
- エルガー:愛の挨拶
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番