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万置き

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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万置きは、「万推し/万おし」ともいい、「万引き」の反対で「自分の手持ちのものを書店やビデオ店などに置いてゆく行為」をいう。

概要[編集]

犯罪ではない。ただし お店にとっては棚卸のときに「在庫が合わない」となってしまうので迷惑な話ではある。ただし、店舗側が「迷いも惑いもしない」場合で「お客様推奨コーナー」とかを設けたりすると面白い話にはなる。

変形[編集]

地元の信用金庫・信用組合などでは、「ご自由にお持ちください」的な A5 サイズの冊子[1]が置いてあるが、あれは「万推し」と呼ぶのが適当だろうか。取引関係にある地元の有力企業だと、断りづらくもありその企業との関係もあったりすると、けっこう持ってゆく利用者もいらっしゃるようである。

変形万置き[編集]

近年では「町の本屋さん」が絶滅危惧種扱いされている状況もあり、「紙の雑誌」が衰退しつつあると言われるが、老人や独居のサラリーマンなどは「遠くの大きな書店さん」までゆく手間が億劫である。とくに高年齢層だと「クロスワード」「カックロ」「ナンプレ」「まちがいさがし」などは、紙媒体でなければ書込みが困難なうえに、「応募ハガキ」がついていないと「ひととのつながり」が感じられにくい。
ところが一般的なコンビニでは雑誌棚を縮小などする店舗が多く、路面沿いに巾の拾い雑誌棚・書籍棚のあるコンビニは数が減りつつある[2]
こうなるとコンビニの一般書籍棚はありがたい存在なのだが、コンビニの一般書籍棚はワイド版を基準としているため両脇のガードが甘く、束幅(厚さ)が薄い雑誌など(PHP など)は落っこちてしまうのである。これはなんとしても避けたいところだが、「百均で買ってきたブックエンドを万置きしてくる」というのはアリかもしれないと思っている。

脚注[編集]

  1. 「ニューモラル」とか「おとなりさん」とか「1010」とかだろうか
  2. セブン-イレブン大田区大森西2丁目店などは貴重な存在である。周辺にマンションが立ち並んでおり、顧客のニーズと一致しているので存続しているのだろう。ひとつだけセブン-イレブン本社に文句を言わせていただくと、街区の表示は「大森西二丁目」であって「大森西2丁目」ではナイ(笑)。あの近辺は町工場が多いので、規格とか規定とかにウルサい ひとが多い。先日もお年寄りがコピー機の前で「この記事を大きくコピーしたいんですけれども」というので店員が困っていたら、関数電卓で「このサイズを B5 に拡大するなら拡大率は何%」とかいって面倒をみていた人もいる。