ロックダウン

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ロックダウン(lockdown)は「都市封鎖」といわれ、一定期間、都市の人々の移動を制限し(外出禁止、外食禁止、集会やイベントへの参加を禁止したり、企業活動を禁じたり(経済活動の停止)すること。国によって禁止される範囲や内容が異なる。

海外のロックダウン[編集]

イギリス[編集]

2020年3月23日からロックダウンし、不要不急の移動を全て禁止し、2021年7月19日まで1年4カ月続いた。違反者には警察が罰金を取った。 イギリスでは2020年10月31日に、11月5日から12月2日までの約1カ月間、イングランド全域で2回目のロックダウンを導入した。

フランス[編集]

フランスでは2020年10月30日から12月1日までの約1カ月間、全土でロックダウンを行った。 フランスでの外出には自己申告の証明書の携帯が義務で、反すると最大135ユーロ(約1万6千円)の罰金を科す。30日以内に4度違反を重ねれば、3750ユーロの罰金や6カ月の禁錮刑になるしかし仏政府は1日、正当な理由なく外出して罰金を科した事例が約35万9千件あったと発表した。強制措置でも人の動きを抑えるのは難しいことが判明した[1]

飲食店の客はワクチン接種証明、陰性証明、治癒証明のいずれかを提示する義務があり、違反飲食店は5万3250ドル相当の罰金を科する法律をめざしているとのこと[2]

イタリア[編集]

2020年3月9日から5月3日まで、欧州で初めて全土ロックダウンを実施した[3]。映画や演劇を含むあらゆる種類のデモ、イベント、ショーが禁止された。パブ、ダンススクール、アミューズメントアーケード、ベッティングルーム、ビンゴホール、ディスコ、および同様の会場の活動が停止された[4]。 2020年6日から12月3日まで、2回目のロックダウンを行う[5]。 2021年3月12日から3回目のロックダウンを行う[6]

オーストラリア[編集]

オーストラリアシドニーのロックダウンは2021年6月26日の午前6時に開始され、終了日は7月9日、7月16日、7月30日と延期され、更に8月28日の午前0時1分までに再度延長されている。

オーストラリアの首都キャンベラでは地元の20代の男性1人が陽性となっただけで、8月12日夕方から1週間のロックダウンになった。対象地域の住民は不要不急の外出が認められなくなる。住民は食料を買いだめしようと多くの人が店に押し寄せ、スーパーの商品棚は、ほとんど空になった[7]

その他の用法[編集]

建物のロックダウン[編集]

危険な建物での出入りを禁止すること。

参考文献[編集]