リプレイ性
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ゲーム業界においてリプレイ性とは、「何度でもプレイしたくなる面白さ」のことを指す。
単に「中毒性が高い」というだけでなく「プレイするたびに初期条件・マップなどが微妙に異なることで、毎回新鮮に楽しめる」というニュアンスを含むことが多い。ローグライクゲームが例として分かりやすいだろう。
アナログゲームであれば『カタンの開拓者たち』や『宝石の煌き』が分かりやすい例といえる。『カタン』のマップ初期配置は2兆通り(!)も存在しており、そのたびに取るべき戦略も変わるため、大筋のルールは同じであっても何回新鮮に楽しむことができる。逆に、レガシー系のゲーム(一度ネタバレ要素を知ってしまうと2回目が楽しめない作品)は「リプレイ性が低い」と表現される。
似て非なる言葉[編集]
科学やビジネスの世界で用いる「再現性」という言葉とは、意味が正反対であることに注意を要する。
「再現性が高い」とは、「何度やっても/誰がいつやっても全く同じ結果が得られること」を意味する。例えば、追実験を行っても、本実験と同じ結果が得られる科学実験は「再現性が高い」といえる。当然ながら、科学の世界では「再現性が高い」ことが好まれる。
ゲーム業界の「リプレイ性が高い」という表現とは違い、初期条件の微妙な差によって展開が違ったものになっていくというニュアンスは全く含んでいない。