ヤマ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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ヤマとは、漁業における業界用語のひとつ。「魚群」あるいは「漁場」をいう。

概要[編集]

「鳥ヤマ」なども一般的に知られており、「海鳥が集まっている海域には、下に大物がいて小魚が海面に追い上げられているので、それを狙った海鳥が集まる」ということである。カツオなどの回遊魚の漁獲においては、「ヤマが当たる」は重要であり、魚群探知機などの及ぶところではない。
近海漁業あるいは沿岸漁業では、「ここで獲れる」という場所があり、いわゆる「ヤマ立て」というナビゲーション能力が貴ばれる。「ヤマを張る」は、その場所に網を張ることをいう。

人間生活との関わり・利用[編集]

試験・テストなどで「ヤマが外れた」というのも、ここに由来する。つーか、まんべんなく網羅しておけばヤマを張る必要はないわけで、その時点で負けフラグが立っている。受験対策過去問とかを解くのはそれなりに意味はあるが、出題の傾向を見抜く力量が試されているのである。同じ問題は二度出ない。

脚注[編集]