モナカ公国Rの独自麻雀

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

ここでは、YouTuberのモナカ公国Rが開発した独自の麻雀ルールについて解説する。

遊戯王麻雀(麻☆雀☆王)[編集]

モナカ公国Rが考案した『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』のカードを使用した特殊な麻雀。基本的なルールは麻雀に『遊☆戯☆王』のカード効果を付け加えただけであり、カードパワーによるプレイスタイルが求められる。
ニコニコ生放送での配信内企画で行われており、後に高田まさひろ氏のYoutubeチャンネルでも公開されてから展開しているとのこと。(ただしニコニコ生放送での配信が現時点で視聴できないため、本当なのかどうか不明……)

麻雀の手牌とは別に共通デッキから3枚ドローした手札が用意されており、プレイヤーの意思でカードを使用することが出来る。流局や和了で次局に移った場合、手札が2枚以下であれば3枚までドローでき、また不要な手札と入れ替えることも可能となっている。
使用されるカードは「通常モンスター」、「一部の効果モンスター」、「魔法カード」、「罠カード」とされており、シンクロやエクシーズ等は基本的に定義されていない。
また『遊戯王』の「セット」などのルールは存在していないため、ほとんどのカードがフリーチェーンでかつカウンタースペルレベルで使用することが出来るようになっている。

以下は主に採用されやすいカードを一覧にまとめているが、『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』の効果と異なるカード効果を持っていることに留意すること。
また回によってはカードの効果が変化しまくることもよくあるため、遊戯王ではなくて専用のカードを用意する必要が出ているのかもしれない。(KONAMIからのライセンスが出にくいだろうから、専用のカードを作る方が無難性は上がるだろう)

  • 光の護封剣:3ツモの間、発動者に対してのロン・ツモ和了は認められない。また手牌もオープン状態とする。(3ツモ後に解除される)
  • 強欲な壺:ツモの回数が3ツモ(通常1ツモに2ツモ増える)に増える
  • 落とし穴:発動後に河が無力化される(これによりロン和了が事実上不可能となり、ポンやチーも出来ないものとなる。当初は単なる破壊扱いとなっていたが、後に河がすべて無力化される効果へと切り替えられている模様)
  • マジックシリンダー:和了時の点数が跳ね返る(役満の振り込みをした場合に発動すると逆に役満の点数を奪えるという完全なカウンター系のカード、ツモ時はツモ被害の点数が跳ね返るようになっている)
  • 活路への希望:持ち点の差分でツモする回数増加、途中で和了があってもツモ続行して1回分ごとに点数計算を実施する(持ち点が3000点毎ぐらいに1ツモ増加する模様、動画では30枚以上のツモが見られた)

近年は役満VTuberのざきがこれらの効果を考慮しない別の「遊戯王麻雀」を展開しているため、競技性よりもエンターテイメント性を重要視した麻雀となっている。
また専用のカードを使用した「いらすとやカード」も考案しているが、効力が完全にメアリー・スーのような状況になり果てているため、何でもありすぎて逆にどうなんだという厳しい声もあるんだとか。

三元牌麻雀[編集]

麻雀の三元牌と呼ばれる白・發・中の3つと、筒子のみで構成された48枚で三人麻雀(二人麻雀可能)を行う。通常の麻雀と異なり、超短期決戦で有りながら意外な戦略・思考が求められるため、ネット麻雀等での搭載が要望されている麻雀でもある。
これに近いものにGAMEDESIGNの「BAMBOO麻雀」(索子のみの麻雀)などがあるが、三元牌麻雀は緑一色を除外したかったのか数牌を索子ではなく筒子を採用している。

基本的には混一色以上が強制(清一色も有)されており、当然三元牌に関係する役(大三元・小三元)の確率も大幅に上がっており、また48枚しかないということから天和・地和・人和の可能性が異常に高くなっている。
やや運ゲーの要素は強くなっているが、天和・地和を除くと安全牌が逆に分かりにくい、テンパイを牽制が出来るなど、高度な駆け引きや戦略を取ることも可能である。また、上がれる役がとても少ないため、初心者でも遊べるのが魅力である。

ルール[編集]

動画上のルールは以下のようになっている。

  • 使用する配牌は白・發・中の3つと、筒子のみで構成された48枚のみ

何故か緑一色の定義をここで排除しているため、オプションで筒子から索子に変更して緑一色(紅一点、紅孔雀も含)使用可能にするのも有りである。

  • 白一局~中三局を行い、親から順に「白・發・中」と自風となる

通常は東南西北の順だが字牌が三元牌しかないのでそれを風として使用する。(三人麻雀なのも都合が良い)なお日本式の左回りや世界共通の右回り等の時計回り・反時計回りの回り方の定義はなされていない。
なお「捨て牌が三元牌と一索と九索のみによる流し満貫」はルール的に採用されていない模様。(あまりにも出来るのでルール上で使用していないことになっていると思われる)

  • 「トリプル役牌」を追加する

親で白二局の場合、白があると「場風+自風+白の役牌」によって「トリプル白」という新たな役が出来るため。おそらく3役と思われる。

  • ドラは使用しない

数少ないツモ数を表示だけで削るのはもったいなさすぎるので。このためカンした場合は次のツモが嶺上として扱う。(もちろん嶺上開花や槍槓のルールは存在している)
なおドラについては別で定義するのも有りかもしれないが、三元牌にドラを使うと異常な強さを見せてしまうためそもそもドラを使用しないルールの方が推奨される。

戦略[編集]

  • 自分の手牌で他がほぼ読めてしまう

通常の麻雀と違って使用枚数が48枚しかないため、自分の手牌から逆算して何があるのかが読めてしまう場合がある。この関係でダブルリーチの確率が高くても、上がれないケースの方が非常に多くなっている。

  • テンパイアピールによる牽制

しかしダブルリーチやリーチ、または鳴きによるテンパイをアピールすることで他のテンパイを牽制するという高度な戦術が存在している。このため二向聴だとしても一見不利ではあるものの、牽制やベタオリがしやすいなどの防御戦略が取りやすいのもポイントである。

  • 実は混一色だけが一番弱い

動画の決勝和了でもあったが、この麻雀においては「混一色のみ」が可能であり、同和了が一番弱い役ということになっている。逆を言うとそれによる早アガりも可能ではあるため、鳴き麻雀が有効になるパターンも存在している。
逆に最大役満は「四槓子+四暗刻単騎+大三元」の4倍役満となっている。(索子を使う場合は大三元ではなく緑一色パターンで4倍役満となり、紅一点や紅孔雀でも高難易度ではあるが可能ではある)

上がれない役[編集]

基本的にほとんどの役が使えるが、以下のものは上がれない役となっている。上記以外の流し満貫を除く基本役であれば上がれるし、三連刻や四連刻、一色三順・一色四順、筒子なので小車輪も可能かもしれない。

  • 三色同刻、三色同順、清老頭

他2色がないので。ちなみに「混老頭」はなんと小三元確定で上がれることが後に判明している。

  • 国士無双、四喜和(大四喜/小四喜)、字一色(大七星)、断紅和、十三不塔、十四不塔、黒一色

字牌が不足しているため。特に国士無双や十三不塔は他2色が無いのもある。

  • 百万石、緑一色(紅一点、紅孔雀)

デフォルトの「筒子のみ」だと上記2つが未定義となる。「萬子のみ」なら百万石が、「索子のみ」なら緑一色系が使用可能となる。
なお、筒子の大車輪については萬子にも「大数隣」索子なら「大竹林」が存在するため代替は効く。

トゥーミックス麻雀[編集]

全自動麻雀卓で使用する麻雀牌を2セット分をランダムに混ぜた1セットを使用する麻雀。当初は『Two Mixed Chaos Mahjong Competition』と名乗られていたが、第2回は現在の「トゥーミックス麻雀」へ切り替えられている。

通常の麻雀と違って同じ牌が最大で8個出現する、絶対に出現しない牌が存在する、完全に無用となる牌の出現などのイレギュラーイベントが多数現れる。
ゲームのポイントは混ぜられたセットに何の牌がいくつあって、それを使ってどう役を作っていくかという情報戦による色が濃いものとなっている。

基本的なルールは通常の麻雀と同様だが、流局時にテンパイを宣言しても手牌をオープンせずに隠すことが出来る。(このあたりでイカサマが行われる危険があるため、信頼が出来ない場合はテンパイ/ノーテンルールを使用しないだけでも良い

なお全自動麻雀卓では「背色の違う牌」があるため、オプションルールで2セットのトゥーミックス麻雀が出来る可能性があるが、情報が錯綜しまくるので超難易度のルールとされている。(モナカ公国Rではコストもかかるので定義されていないっぽい)
また残ったセットも148枚存在することになるので、AセットとBセットで交互にプレイすることも出来る他、雀卓を2つ用意して情報共有を許可するチーム戦という超戦略型の高難易度ゲームに変貌する拡張性もある。

あり得ないイベントの数々[編集]

通常の麻雀では同じ牌は4つ存在しており、どの牌も4つ集めればカンすることが出来るが、トゥーミックス麻雀ではそれが叶わないこともあれば2回行うことさえ出来る。

  • 絶対に出現しない牌

通常はその牌は4つ存在しているはずが、その牌が1枚も入っていないという状況が起こり得る。このため国士無双や大四喜、大三元等の「牌の種類を要求する役」が物理的に不可能になることもある。

  • 無用となる牌の存在

混ぜ具合によっては字牌だけでなく通常の数牌すら無用となってしまうこともある。モナカ公国Rでは三人麻雀用のセットになっているが、四人麻雀や花牌ルールを使い始めると字牌や花牌によって数牌が不足して順子すら出来ない事態も起こり得る。
(1pと3pが5枚以上あるのに2pが0枚となってしまうと1pと3pを1枚ずつ持っていても暗刻にならない限りは意味がなくなる)

  • 5個以上の牌

別チャンネルでカンするとカンした牌を王牌から引くというドッキリがこのルールでは日常茶飯事的に起きる。このため東が2つあってのダブ東はもちろん、トリ東(東が2つポンで東家)などの謎の役が新たに定義される場合もある。
また待ちの枚数も当然増えるため、シャボ待ちが10枚になったり、単なる単騎待ちが最大7枚になったりと、被弾率も飛躍的に増大する。

戦略[編集]

  • 鳴かない

通常の麻雀では鳴き麻雀と呼ばれる戦略が現場で起きることもあるが、トゥーミックス麻雀では情報が命になるため、ポンどころかチーすら行わない。特にカンは情報を明かす行為でしかないため、槓子持ちが微妙に不利になることもある。
またリーチも行わずに槓子から1枚出して情報を錯乱させる戦略も取ることが出来る。

  • 対々和系や七対子を狙う

セットに含まれる牌に偏りがわかる場合、出現頻度が多い牌を集めた対々和や七対子が出やすくなる。鳴かないことも考慮すると三暗刻や四暗刻も出るため、非常に強力といえる。

  • 順子は使いにくい

前述したように7s8sを持っていても6sと9sが存在しない、極端に少ない場合もあるため、順子よりも暗刻系が強くなる。逆にそれを利用して順子待ちを行うことも出来る。(安全牌になりやすいところを狙うのは麻雀の常套手段である)

ドロケイ麻雀[編集]

三人麻雀に警察側1名、泥棒側2名による変則チーム制を導入したルール。基本的なルールは三人麻雀と同じだが、和了った時に泥棒側が逮捕されてツモ切りしかできなくなったり、逮捕されていた泥棒が脱獄で復活するといった独特のルールが搭載されている。

開始時警察側は50000点、泥棒側は100000点持ち。
警察側は泥棒側にロン和了、もしくはツモ和了すると泥棒を逮捕することができる。ロン和了された泥棒はそのまま逮捕されるが、ツモ和了の場合は泥棒の1名を逮捕することが出来る。

逮捕された泥棒はツモ切りしか出来なくなるため、事実上の和了放棄となる。泥棒側が全員逮捕された場合は強制10000点払いで全員釈放となる。
ただし別の泥棒が警察からロン和了、ツモ和了すると逮捕されていた泥棒を1名脱獄となり、ツモ切り状態を解除(復活)することが出来る。泥棒が逮捕された泥棒からロンしても脱獄は出来ない。

動画内でも言及されていた「逮捕されてツモ切りしたら流し満貫ができた場合のパターン」が想定されていないため、できた場合には自力脱獄が出来るかもしれない。
また、片方の泥棒が5000点払いで釈放するというルールは定義されていないため、局の途中で釈放してチームプレイによる早和了戦略が今のところは使えないようにはなっている。

戦略[編集]

泥棒側は開始時の点数優位を、警察側は全員逮捕による釈放点が大きいので、どちらも早和了を使うのが基本戦略となっている。
警察側は通常と違って点数を増やす機会が増えているため、仮にノミ手であったとしてもさっさと2人逮捕してしまえば満貫以上の点数が得られるため、ツモ和了がとても重要なファクターとなっている。
対する泥棒側は点数を増やす機会が警察側と比べて少ないため、仲間のプレイヤーからでも良いからロン和了りをして局をひたすらにすすめる逃げ切りの戦略を取る必要がある。

サイコロ麻雀[編集]

サイコロの片方を使ってツモる回数が決定されるルール。ポンやチー等が入った際にはその時点でツモが止められるため、例え6回ツモる場合でも4回目でポンされたらその時点でツモが終了することになっている。
また低い役であってもダブルアップチャンスが使用でき、サイコロの出目が4~6であれば点数が2倍になるシステムが存在する。(逆に1~3の場合はヒフミなのか0点となる)