ミウラ折り
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ミウラ折り(みうらおり)とは、「地図の折り方」として知られる折り方である。三浦公亮が1970年に考案した。「二万五千分の一」とか「五万分の一」とかの地形図は大きくかさばる上に、ちょっと風があると扱いにくく、部分的にちょこちょこ見たいという要望があるため使い勝手がよい。一九八十年代には一部(といっても、習志野の日本大学理工学部航空宇宙工学科)で知られていた。なぜかというと河村龍馬教授が三浦公亮教授が同窓生であったからである[1]
概要[編集]
「長方形は平面充填図形である」のだが、紙にも厚みというものがあるためちょっと困る。そこで、「長方形ではなく平行四辺形にしたらどうか?」というのでミウラ折りが生まれた。
「小さく折り畳んでポケットに入り、広げるとけっこう大きい」し、屏風畳みに近いのでそれなりに風にも強い。それで一部の物好きが地図用に愛用していた。
「人工衛星用の太陽電池パネルの折り方」としても用途はあるが、宇宙では隅を引っ張って広げてくれる人もいなければ風も吹かないので、多少勝手が違う。
脚注[編集]
- ↑ 三浦さんが『テニスの科学』という本を出したので、河村さんは負けじと『ゴルフの科学』を出した。