ヘンリー・グライムス

ヘンリー・グライムス(Henry Grimes,1935年11月3日 - 2020年4月15日 )はジャズ演奏家。ダブルベースとバイオリンを演奏する。

概要

1935年、米国フィラデルフィア生まれ。両親ともにミュージシャンの家庭に生まれ、12歳でバイオリンやチューバなどの楽器を習い、高校時代にダブル・ベースに転向した。50年代にニューヨークのジュリアード音楽学院でクラシック音楽を学ぶ。アニタ・オデイやソニー・ロリンズ、リー・コニッツらのレコーディングに参加した。1958年にはセロニアス・モンクとともにニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演。1965年にはトリオのリーダーとして、ペリー・ロビンソンとトム・プライスをフィーチャーしたアルバム『The Call』をリリースした。60年代後半にロサンゼルスで金銭トラブルに巻き込まれ、楽器を質屋に入れたことから1970年までに音楽シーンから完全に姿を消した。 2018年、パーキンソン病で演奏を行わなくなる。

2020年4月15日、新型コロナウイルスの合併症で死亡した。84歳没。