フィノ・ブラッドストーン
フィノ・ブラッドストーンは、『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』に登場する架空のキャラクター。
設定[編集]
公式サイトより抜粋
- 声 - 田所あずさ
- 年齢 - 15歳
- 身長 - 148cm / 体重43kg / スリーサイズB85(Eカップ)/W56/H79
- 血液型 - 魔人O型
- 趣味 - 働くこと、レシート集め
- スーパーマーケットのはしご(プライドが高いので勧められたときしか試食しない)
- 好きな食べ物 - 生肉、クレープ、ラウルの卵焼き / 好きな色 - 赤
- 異性に対してのこだわり(フェチ) - カッコイイ人(カッコイイの基準は小学生男子レベル)
概要[編集]
魔王の娘の15歳。住んでいるアパートに出てくる虫のゴキブリアが苦手。
セアラ・オーガストによって父親である魔王が倒されてしまうも、セアラに自分の店に来ないかと誘われたことで、マジックショップ・レオン王都店のアルバイトとして働くことになる。魔王の娘ということもあって、当初は言葉遣いや態度に問題があって、店長のセアラの意向で、ラウル・チェイサーが先輩として教育係を担当し、部屋もラウルの住むアパートの隣の部屋に住むことになる。ラウルと最初に会ったときはフードをかぶっていたこともあって銀髪の不良少年だと勘違いされていた。魔界で育ったことで常識外れなことをすることはあっても、言われたことはこなそうとし、徹夜で接客マニュアルを覚えようとするなど努力を重ねる性格。基本的に素直に感情を表し、お客様にお礼を言われると喜びを全身で表す。最初はあまり教育係に乗り気でなかったラウルも、全身全霊で仕事に取り組む姿を見て、段々とフィノの存在が大きくなっていっている。
魔王の娘だけあり、魔力量は膨大なものだが、目が赤くなっていないなど未覚醒なため、魔力を自由に使うことはできない。マジックアイテムを使えば、魔力の行使はできるものの、欠陥品のマジックアイテムを使うと膨大な魔力によって、普通の人が使った以上の暴走を引き起こしてしまう。
上半身裸なところをみられると羞恥心を見せるものの、いろいろと無防備なところがあり、服の隙間から胸が見えそうになってしまったりすることがある。魔人の償いをしようと人間のためなら何でもしようとする傾向があり、お客を喜ばせようとバニースーツを着たりと、いろいろと危なっかしいところがある。
人間のことを基本的にすごいと思っているが、自身の利益のために他者を陥れようとする魔人のような人間もいることを理解しており、それが故に魔人も人間のように働いて何かを生み出す存在になれると考えている。そのため、魔人の未来のためにも今までの奪うだけの弱肉強食の世界から脱し、生み出す存在になっていくべきだと考えている。しかし、そういった考えに相容れず、自分を次期魔王に据えようと、魔人や魔王が存在することが好ましい人間から狙われることがある。
アニメ[編集]
アニメではローソン王都店で一日だけの助っ人として働き、エルザ・クルーシアルやラムディミア・ド・アクセィメモールと仲良くなっている。