パターンメイキング
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パターンメイキング(ぱたーんめいきんぐ)は、平面のデザイン画をもとに型紙を作成し、立体的な造形に起こすことをいう。
概要[編集]
パターンとは、ファッションやアパレルの世界では「型紙」を意味する。パターンメイキングを行う職種の人間をパタンナーという。
デザイナーの意図を的確に立体に造形し、しかも縫いやすいような型紙にしあげなければならない。
デザイン・シルエットの美しさはパターンメイキングで決まる。 1回で仕上がるわけではなく、試行錯誤が必要であるから根気のよさが必要である。
グレーディングとはパターンメイキングで作られたパターンを拡大、縮小などして、それぞれの体型(Sサイズ、Lサイズなど)に合わせること(サイズ展開)をいう、プロポーションが異なっても、原型と同じシルエット、同じ全体バランスを保たなければならない。
専門学校などでは、パタンナーの養成コースがある。たとえば杉野服飾大学のインダストリアルパターンコースなどがある[1]。
パターンメーキング技術検定試験は一般財団法人日本ファッション教育振興協会が実施しており、1級・2級・3級がある。試験は理論(マークシート方式100問)と、実技試験として、フラットパターンメーキングまたはドレーピングのいずれかの方法を選び、出題テーマに基づくパターンを完成させる。2018年度3級実技試験は、「セーラーカラー、半袖、前身頃・後ろ身頃ともに裾までのウエストダーツがあるデザインブラウス」が出題された[2]。