バグパイプ

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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バグパイプ(bagpipe)とは、空気をためる袋にリードのついた複数の管が取り付けられ、その管に仕込まれたリードによって音を出す楽器。音の出る袋。皮製の空気袋(バッグ)に空気を送り、指孔のある旋律用の主管を操作して演奏する楽器。メロディー管はチャンターと呼ばれ、指孔がある。伴奏やベースパートの為の低音のパイプであるドローン管と、メロディーの為の主要管であるチャンターの2つの違う音を組み合わせてできている。シングルリードのテナー2本と、バス1本からなる3本のドローン管と、チャンター管1本を備えてできている。チャンター管はダブルリード、ドローン管はシングルリード。テナーの部分は「テナー・ドローン管」、バスの部分は「バス・ドローン管」と呼ぶ。バグパイプは、音色が2つのペアで作られていて、MIDIノートナンバーで表すと、低音域のペアはノートナンバー0(C-2)~57(A2)までで、基音は16フィートで、16フィート+8フィート+4フィート+2フィートの構成でできており、低音域のペアのドローン管はオルガンのような迫力のある重厚な響きを持ち、高音域のペアはノートナンバー58(B♭2)~127(G8)で、8フィートのみのユニゾンで鳴る。

電子ピアノでは、ノートナンバー57(A2)より左の鍵盤で一つの音色、ノートナンバー58(B♭2)より右の鍵盤でもう一つの音色になっている。

イギリスのスコットランドが活発な国である。