ナンマドール遺跡
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ナンマドール遺跡(ナンマドールいせき)は、ミクロネシア連邦ポンペイ島の南東部テムエン島に隣接する海上につくられた巨石構築物群である。
概要[編集]
西暦500年頃から1500年頃につくられたといわれており、約1.5キロメートル×約0.7キロメートルのサンゴ礁の浅瀬の海域に大小の約100の島が点在している。島は、海底から水面まで玄武岩の石柱を1~2メートルの高さまで積み上げた石垣の中に珊瑚が敷き詰められてつくられており(その上に埋土で整地してあるところもある)[1]、島の上に玄武岩の石柱が井桁丈に積み上げられて建造物がつくられている。石柱は五角柱、六角注、円柱などの様々な形がある。石は、大きいものでは数十トンあり、どのようにして運び、積み上げたのかわかっていない。2016年7月に世界遺産に認定された。類似した遺跡に、同じミクロネシア連邦のコスラエ島のレロ(レラ)遺跡がある。
脚注[編集]
出典[編集]
- ↑ “ナン・マドール遺跡現状調査報告書” (日本語). 文化遺産国際協力コンソーシアム. 2024年9月15日確認。