ドワーフ・フェアリー・ミノー

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ドワーフ・フェアリー・ミノーとは、世界最小の魚類である。学名から「パエドキプリス・プロゲネティカ(Paedocypris progenetica)」とも表記される。

概要[編集]

1996年にインドネシアのスマトラ島で捕獲された個体を元に、スイスの魚類学者であるモーリス・コテラット博士らが2006年に新種記載した。

繁殖期になると、オスは頭と背部の赤色の部は濃くなり、メスは白みがかる。

海遊館では、2007年1月19日~6月3日まで展示されていた。

繁殖行動[編集]

オスは、約150cmの円を描きながら振り替えし泳ぎ、クリプトコリネの葉の裏に腹をくっつけて、動きを止めるという動作を10回ほど繰り返す。

メスはクリプトコリネの葉の裏で停止しているオスの横に並んで産卵する。1度に1~2つの卵を産む。

海遊館で展示された時には、午前8~9時頃に繁殖行動が行われたことが確認されており、それ以降の時間は他個体と群れを作っていた。