デアゴスティーニ 週刊ラジコンカー スバル インプレッサ
週刊ラジコンカー スバルインプレッサは、ディアゴスティーニから2004年02月24日〜2005年03月22日まで、計55号の週刊号で発売されたMRのラジコンカーである。
概要[編集]
ディアゴスティーニは、創刊号でラジコンカーを発売した。パーツを分けながら1年半もの時間を掛けて完成するようにしたのである。一つの創刊号の値段は590円。ボディはスバル インプレッサWRC2001のボディ。
メカニズム[編集]
・駆動方式 : MR
・モーター : 540モーター
・ボディ : スバル インプレッサWRC2001
・バッテリー : 7.2Vストレートパックを横置き
・アンプ : 機械式のスピードコントローラーが付属。前3段、後1段の仕様
・ギア比 : 不明
・ピニオンギア : ノーマルでは06モジュールの24Tピニオンギア
・スパーギア : ノーマルでは72T
・プラネタリー式のデファレンシャルギア搭載
・シャーシ : ジュラルミン製ロワデッキに樹脂製のバスタブシャーシを装着
・プロポ : ハイテック AM LYNX SPORTが付属
・サーボ : ハイテック HS-311が2つ付属
・受信機 : ハイテック HAS-2MBが付属
・足回り : ダブルウィッシュボーン
・サスペンション : オイル無しのダンパー、前後独立
長所[編集]
・初心者に向いているシャーシ
このラジコンのシャーシはMRであり、プロペラシャフトも無いためフロントのギアボックスも無い。パーツが大きくあまり細かく無いので、説明書通りに組めば大体の場合は完成出来る
・足回り
このラジコンのサスアームはロングスパン化されており、結構いいものと言える
・オプションパーツ
このラジコンは、創刊号45号から強化パーツや改造パーツの号になっている。
短所[編集]
・価格に見合わないクオリティー
このラジコンは性能もパーツもプロポやメカ類もあまりいいものではないのにも関わらず、創刊号が590円であり、それが55号もあるので合計金額は50000円相当になってしまう。また、当時このラジコンで遊ぶには組み立てに1年半も掛けなくてはならない…
・スポンジのバンパー
このラジコンにはボディをぶつかった時の衝撃から守る為に、ウレタンバンパーのようにスポンジのバンパーが付いている。しかしこれは下に両面テープで固定してあるだけであり、ぶつかる都度に外れやすい。更にあまり効果を発揮していない。
・デファレンシャルギア
このラジコンには、タミヤのアバンテで採用されているようなプラネタリー式のデフを採用しているが、ギアの噛み合わせが悪いのかデフを回すとガタが出て止まる事がある
・最高速度
このラジコンは最高速度60kmという表記があったが当然そんなスピードが出る事は無かった。
・元のラジコンがあった事
このラジコンはディアゴスティーニオリジナルではなく、BYCMOという会社が同じセットで組み立て済みを13000円程で売って居たと言う。
・ボディに合わない駆動方式
このラジコンのボディは、スバル インプレッサWRC2001なのだが、駆動方式はMRであり、4WDだと思って居た人は多く居たであろう。
・タイヤのグリップ
このラジコンのタイヤは素材がビニール系であり、ゴムではない為グリップが少ない。これは前後のホイールハブをタミヤの六角ホイールハブに交換し、タイヤを変えると良い
以下のような短所があり、多くのユーザーから批判を浴びたようだが、ボディのクオリティは良いなどもあり、結果的には良かったものと言えるだろう