セメント

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セメント(cement)は、コンクリートモルタルを造るために用いられる建設資材である。

概要[編集]

粘土を含有する石灰石石膏等を焼成して粉末状にした物質である。広義では物と物を結合する材料を意味する。正式にはポルトランドセメントという。

性質[編集]

やや青みを帯びた灰色の粉末で重量が大きい。アルカリ性を示し、人体に触れると人体から水分を吸収して炎症を起こす。

製造方法[編集]

セメント1トンを作るのに必要な原料は、石灰石1150kg、粘土220kg、珪石50kg、酸化鉄30kg、石膏30kg、その他10kgである。これらの材料を乾燥して、ミルとよばれる粉砕機で微粉砕する。

歴史[編集]

既にローマ帝国で作られていたが、工業的に大量生産されるようになったのは近代からであり、1824年、イギリスのジョセフ・アスプジンがセメント製造の特許をとったものを起源とする。日本では1875年にはじめてセメントが製造された。日本国内にはセメントの原料である石灰石に高品質のものが多いという有利な条件があった。

参考文献[編集]

  • 椹木亨、柴田徹、中川博次『土木へのアプローチ』技報堂出版1999年1月25日3版1刷発行。