ステアリングホイール

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ステアリングホイール(steering wheel)とは、自動車操舵装置の一部である。日本においてはハンドルということが多い。

概要[編集]

ステアリング機構の一端を成す重要なパーツであり、ステアリングホイールを回した方向へ車を旋回させるための部品である。

変遷[編集]

80年代の自動車のステアリングホイールは中央部にホーンボタンがついている程度であったが、90年代にエアバッグの義務化、2000年代後半からは様々なスイッチ類がステアリングハンドルに組み込まれていくなど、ステアリングハンドルに様々な機能を持たせている車種が多い。形状も従来の円形からD字型になるなど、必ずしも円形とは限らなくなっている。

アフターパーツ[編集]

かつてエアバッグが義務化する以前は手軽に交換できるパーツの一種であり、ドレスアップ目的で交換するユーザーも多かった。一般的なカー用品店でも社外品のステアリングハンドルが多く展示されていたほどである。しかし、近年では前述のような高機能化だけでなく、有名なアフターパーツメーカーであるMOMOがエアバッグ付きで純正採用されるなど交換するユーザーはめっきり減っている。

しかし、純正ハンドルの経年劣化やドライビングポジションの追究、操作感など、デメリットを越えるメリットを求めるユーザによる社外ステアリングホイールへの交換は現在でも行われている。

将来的に[編集]

かつてはステアリングホイールからシャフトを通じて直接[注 1]操作していたが、近年では電気信号により操舵するステア・バイ・ワイヤ技術が進んでおり、ステアリングの形状がさらに自由になる可能性が指摘されている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. パワーステアリング機構による補助を含む