シーケンサー (音楽)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

シーケンサー(sequencer)とは、MIDIデータを再生して演奏することで自動演奏を行うことを目的とした装置、およびソフトウェアをいう。GM128音色の他、XG音源のシンセ的な能力が高いサウンドと、伴奏スタイルのパターン作成・編集や、作曲・編曲といった音楽制作、パワフルなMIDIトラックを備え、ハイクオリティなMIDI音楽制作が可能な機能を搭載する。音を鳴らすために、鍵盤ボタンが付いている。ミュージックシーケンサー。品番は、ヤマハの「QY100」が使われていた。当時のシーケンサー「QY100」は、コードは、フィンガードで認識されるコードの数が最近の者に比べて比較的少なく、26種類である。ディミニッシュ(dim)コードは、オクターブを4等分した四和音限定で、「ルート、短3度、減5度、長6度」「Cdim=Co=ド.ミb.ソb.ラ」という解釈で、7は付かない表記になっていた。ディミニッシュトライアド=マイナーフラットファイブの構成音、ルートがCならCm(b5)(ド.ミb.ソb)を入力すると、画面表示に「Ebm6」と表示され、ルートがCにならず、ディミニッシュトライアドという概念が存在しなかった。Cdimは、長6度のラまで押さえないと認識されない。

シーケンサーの音源を、ピアノの鍵盤で入力するには、「MIDIキーボード」を接続する。

でも、Cdimの構成音のスペルが「シ#.レ#.ファ#.ラ」と書かれてあった場合、「シ#~ラ」の音程は、長6度とは呼べず、短7度を更に半音狭めた音程で、これは、-m7度(?)、♭♭7度(?)になるので、「シ#~ラ」は、長6度を7度音程の考え方で書いた場合のことであり、「シ#.レ#.ファ#.ラ」の度数は、「1,b3,b5,bb7」になるので、結論としては、ディミニッシュセブンス(dim7=o7)の意味になる。