ショッピングパーパスとは、消費者は単に商品を手に入れるためだけに商品を購入しているわけではなく、別の目的があって購入する傾向があるというマーケティング理論である。
時計は時間を知るための装置だが、自慢することが目的で購入する者もいる。
喫茶店に入る客はコーヒーが飲みたくて入店するというよりも、時間潰しや待ち合わせや休憩が目的で入店する傾向がある。
ナイトクラブに入る客は酒だけが欲しくて入店するわけではなく、むしろ店の女の子とお喋りがしたくて入店するのである。
客を満足させ常連にするには、商品の購入以外の客の目的を知り、分析する必要があるのである。