サイとは、奇蹄目サイ科に属する動物である。
体は茶褐色。鎧をまとったような見た目をしている。
ゾウの次に大きくなり、最大種のシロサイは肩高2m、体重3.5tになる。最小種はスマトラサイで肩高1.4m、体重約1t。
角は、皮膚が角質化したもので、アジアのサイは1本、アフリカのサイとスマトラサイは2本持つ。
足に3本の指があり、それぞれに短い蹄がある。
種名 |
角 |
備考
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シロサイ |
2つ |
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クロサイ |
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ジャワサイ |
1つ |
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インドサイ |
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スマトラサイ |
2つ
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人間との関係[編集]
角が漢方薬の材料になるため、乱獲が行われており、数を減らしている。
日本への初めて渡来したのは1921年(大正10年)6月の事で、この個体は大阪・天王寺動物園で約4年飼育されていた。