ココナットの実(ココナットのみ)は夢野久作の短編小説である。1931年4月の「新青年」第12巻第5号にて発表された。
主人公は女性で、夢野の作品によく見られる「全篇一人語り」である。作品傾向としては同じく夢野の『支那米の袋』などに似ている。