ガウス (単位)

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ガウスとは、磁束密度単位である。

概要[編集]

磁束密度、すなわち磁力の強さを表す単位である。同様の単位にテスラがあるが、0.0001[T] = 1[G]である。

1ガウスの感覚[編集]

  • 地磁気が0.5[G]程度と言われているので、その約2倍。
  • 5[A]の電流が流れている電線から1[cm]離れた所で発生する磁束密度は、1[G]。さらに言うと、50[A]の電線から10[km]離れたところでは0.00001[G]だが、これは地磁気観測所の擾乱磁界許容値を越えている。
  • 長さ2.5[m]の鉄輪を用意し、輪の真ん中に電線を通す。この電線に1[mA]の電流を流した時に、鉄輪の中に発生する磁束密度は1[G]。
  • 直径1[m]の鉄の棒に、電線を1000回巻き付ける。この電線に80[mV]の電圧を1[秒]間かけると、鉄の棒の中の磁束密度は1[G]となる。
  • 1[m]の電線に100[A]の電流が流れているとする。この電線全体に磁束密度1[G]の磁場をかけると、1[g重]の力が発生する。

関連項目[編集]

脚注[編集]