オンライン呑み

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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オンライン呑みとは、Web通話・会議システムを利用して、オンライン上で開かれる飲み会のこと。バーチャル飲み会、略称V飲み等でも知られる。一般には、2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、居酒屋等の営業が縮小したことから広まった。

もともとは、インターネット上のグループ内で、オフ会など地理的制約を伴わない交流方法として、DiscordVRChatで行われていたが、一般に広まるにつれ、Skypeやオンライン会議システムzoomでも行われるようになった。

酒類・つまみは自前で用意し、手酌で飲むことになるが、事前の取り決めで酒を同じものにしたり、あるいは自己紹介がてら酒の紹介も行うなど、様々な形式で行うことが出来る。

利点[編集]

  • 地理的制約なく、遠隔地の友人と飲み会を行うことが出来る。
  • 上司・部下等の地位差によって生まれる酌システムが廃絶されるため、風通しの良いコミュニティを構築できる。

欠点[編集]

  • オンライン呑みでは、居心地の良いコミュニティであればあるほど、頻度が上がり深酒となる傾向がみられ、アルコール依存の入り口となる可能性が指摘されている。
  • 俗にzoom上座などと呼ばれる、新興マナーが一部で生まれているといい、これらの強制によって無駄な気苦労が発生する可能性がある。
  • オンライン「イッキ」コールなど、飲み会の負の側面が消えているとは言えない。

ツール[編集]

  • Skype - 古来より使われていた。
  • Discord - Skypeに代わり、趣味的なコミュニティなどでよく使われる。
  • VRChat - VR上で飲み会が行え、没入感が大いに得られる。いっぽうで、更なる深酒を招くという危険性もある。
  • ZOOM - テレワークに伴い導入されることが多く、業務に関連するオンライン呑みでよく使われる。