ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(英:Vienna Philharmonic Orchestra、独:Wiener Philharmoniker)は1842年設立の管弦楽団である。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と並び、世界で最も素晴らしい演奏をする楽団と言われる。イギリスのグラモフォン紙の世界オーケストラランキングでは、世界3位となっている[1]。
沿革[編集]
1830年までは恒常的編成のオーケストラはなかった。帝国王立宮廷歌劇場(後のウィーン国立歌劇場)のオーケストラとして、作曲家のオットー・ニコライが1842年3月28日にレドゥーテンザールで指揮を執ったのが最初である。オットー・ニコライは5年間指揮を執り、11回の演奏会を行った後、ウィーンを去った。
1860年にはフェリックス・オットー・デッソフが常任指揮者となり、作曲家、批評家、新聞編集者の役割を果たし、名声が高まった。レパートリーも増え、組織運営の原則が固まった。