アンブレラ装甲車
アンブレラ装甲車(アンブレラそうこうしゃ)とは、日本のゲームメーカーであるカプコンのゲームソフト『バイオハザード』を原案とした、ポール・W・S・アンダーソン製作の実写映画版シリーズ第6作品目かつ最終作である『バイオハザード:ザ・ファイナル』に登場する軍事車両である。
開発経緯[編集]
世界規模のアウトブレイクによって世界人口のほとんどが死滅した後、少数の生き残った人間を最後の一人まで絶滅させるためアンブレラは各地の生存者がいる地域に向けて部隊を派遣しており、本車はその作戦のための専用開発である。通常より大型で高車が高いの装甲車を主要戦力に使用している。
設計[編集]
武装[編集]
武装はM61バルカン2基、ロケットランチャー、AMOS連装自動迫撃砲1門である。これらの兵装を高度なベトロニクスで管制し、FCS、画像認識装置、自動照準装置を駆使し、コントロールスティックやタッチパネル、操作盤によって操作する。屋根に大型のアンテナが設置されており強力な無線が使える。
防御力[編集]
装甲は寮車のM61バルカンに側面から連続で撃たれても、耐えたことから20mm口径弾までは優に耐える装甲になっている。車内には自動消火装置が設置されている。履帯や車両底部に異物が入らないよう徹底的に防御されている。対NBS空調装置が積まれ汚染のひどい地域でも活動できる。
車内配置[編集]
前半分が乗員区画、後半分が倉庫になっておりしばしば捕虜が収容されている。車体後部に跳ね上げ式扉がある他、屋根にもハッチが付けられている。 小規模の車両収容スペースが設けられ、劇中では大型バイクが収容され、側面のハッチから出し入れする。
操縦性[編集]
装甲車の運転は車外監視システム、動力系制御装置、GPS、赤外線監視装置、地形走査センサーを駆使し、タッチパネル液晶ディスプレイ1枚構成のモニターを見ながらエレクトロニカ・コントローラーで昼夜問わず操縦できる。操縦自体が高度に自動化されており操縦が非常に簡単な他、自律運転を行う事も可能である。