アンドレア・バッティストーニ

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アンドレア・バッティストーニ(Andrea Battistoni, 1987年7月2日 - )は、イタリア生まれの指揮者で、チェリスト、作曲家である。

概要[編集]

1987年、イタリア北部のヴェローナに生まれる。当初は文学者を目指したという。 2006年にヴェローナ音楽院を卒業。2008年、ブレシアとベルガモのインテルナツィオナーレ「A.B. ミケランジェリ」でデビューする。バジレア劇場でプッチーニ『ラ・ボエーム』のオペラを指揮する。2013年から2016年までジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場首席客演指揮者となり、2017年から2019年まで首席指揮者を務める 2016年10月東京フィルハーモニー交響楽団(TPO)の首席指揮者に就任する。『ナブッコ』、『リゴレット』、『蝶々夫人』(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルハーモニー交響楽団を指揮した。東京フィルハーモニー交響楽団とのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015年)、『イリス』(2016年)、『メフィストーフェレ』(2018年)で批評家と聴衆から音楽界を牽引する指揮者として評価を得る。 これまでスカラ座、フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、スウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、ストックホルム・オペラハウス、アレーナ・ディ・ヴェローナ、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル、スカラ座フィラモニカ・デッラ・フィルハーモニー管弦楽団等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねた。

受賞[編集]

-2021年、東京フィルハーモニー交響楽団との録音『ドヴォルザーク新世界&伊福部作品』欧米盤が欧州の権威ある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)を受賞した。

来日[編集]

2012年2月、24歳の時に東京二期会に招かれ、ヴェルディのオペラ『ナブッコ』で大成功を収めた。東京フィルハーモニー交響楽団が破格の才能に惚れ込んで2013年5月の定期演奏会へ呼び、シンフォニー指揮者として日本デビューした。

人物[編集]

カリスマ性と繊細な音楽性で評価される。本人談「オーケストラを正しく知るには、テオドール・アドルノの著作より、『オーケストラ・リハーサル』(1979年)の映画を観た方がいい。イタリア人にとっては組織を『どうやって多様な個性をまとめるか』は至難の業である。練習初日は学生オケかと思うほどバラバラだし、駆け出しの指揮者に対してはわざと間違え、気付くかどうかを試したりする。イタリアのオーケストラとの信頼を築くのはかなり大変だが、東京フィルとは初共演の練習の1日目から、非常にうまく行った」